制服に関するコメントも多かった。
「ホテルのレストランでのバイト。ヒールが嫌ですぐ辞めた」
「ヒール義務の販売足痛くなるしストッキング履くから臭くなる」
ヒールは足腰に大きな負担を与えるため、長時間履き続けることに抵抗を感じる人は多い。これはしょうもない理由ではないだろう。このほかにも「和食屋のバイト。かわいい着物を着られると思ってはじめたのになんか黄土色の変な着物渡されて萎えて1日で辞めた」とイメージしていた制服と違ったために気持ちが萎えてしまったという人もいた。
「栄養士なのに、調理好きなのに、検便が嫌なので、塾講師やってます」
「飲食店で働いてるから毎月検便があります。もう苦手なので、鼻にティッシュで涙目になりえづきながら毎月取ってます」
飲食関係では、検便が求められることもある。自分の便を他人に渡すことに抵抗を感じている人は多かった。
「独身おじさんとくっ付けられそうになった」
また、異性関係を理由に辞めた人もいる。
「男性が多い職場で後から美人が入ってきたから。扱いの違いで傷つきたくないから辞めた」
「独身おじさんとくっつけられそうになったから辞めたことが何度かある。周りの圧とニヤニヤが不快過ぎた」
「冷遇されている」と感じたり、周囲から囃し立てられたりといった業務と関係ない人間関係に苦しむケースもある。セクシャルな不満は本人に大きな精神的苦痛を与えるため、周囲には配慮が求められる。
「上司が河童に似ていたから」
「まかない残したらオーナーに怒られて辞めた」
「学生の時に派遣で現地集合だったけど電車を乗り間違えて面倒くさくなりそのまま帰宅した」
コメント欄を見ていると退職理由は本当に十人十色で、思わず“しょうもない”と感じてしまうものもあった。
ただ、中には「私だけ最低賃金の半分の時給だったので辞めた。ほかのパイト達は普通レベルの時給だった」といった正当な理由もみられた。こうした理由は、本人の中では“しょうもない”で到底片付けられないだろう。