大阪府在住の30代男性は年収5000万円とかなりの高給取りだ。仕事時間も自由で、生活には満足しているが

「平日の夜の帰宅時間は、基本的に24時を超えている。仕事は楽しいのでいいが、税金が高い。年収5000万円の聞こえはいいと思うが、半分は税金で取られる。生活水準も上がるため、貯金ペースが急速に上がるわけではない」

と語る。仕事内容に満足していても、税金の高さには辟易している様子だ。

年収2000万円の30代男性は「年中無休。土日は接待ゴルフが待ち構えています」（福島県／不動産・建設系）と、休日出勤こそないものの、休みなく接待ゴルフに出かけている現状を明かしている。

「夫婦ともにこんなに頑張って働いても税金は取られ放題」

年収1000万円以上で激務の夫に不満を抱えているのは、都内に住む40代女性。夫婦共働きで、自身も商社の正社員として働いている身だ。

「夫の仕事は激務で毎日深夜まで仕事。休みの日もパソコンのメールチェックを欠かさず、心身すり減らして仕事をしています。夫がそんな状況なので、保育園児と小学校2年生の子どものお世話で、平日はほぼワンオペ状態です。私も働いているのに」

女性は「夫婦ともにこんなに頑張って働いても税金は取られ放題、児童手当は半額、子どもの高校授業料無償化も対象外。ばかばかしくなり、正社員を辞めてパートになろうと思ったこともありました」と打ち明ける。しかし、配偶者控除の対象外になることが分かったために踏み切れず、八方塞がりの状態だ。女性は「考えるだけでもムカムカします」と苛立ちをあらわにし、

「いっそ主人に転職してもらって、今より楽な仕事で年収800万円くらいに抑えてもらった方がいいかもしれない。そう思う人、多いと思います」

と綴っている。夫の激務のしわ寄せが妻に来ている以上、妻が「夫に転職してほしい」と考えても仕方がないのかもしれない。

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