ALBUSは4月6日、「パパの育児休業」に関する調査の結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、0~3歳の子どもを持つ母親444人から回答を得た。
「父親が育児休業を取得した」と回答した人は20.3%。2020年3月実施の1回目調査と比較をすると、10.5ポイント増加した。父親の育児休業取得率を、父親が在宅勤務か出勤かでみると、在宅勤務だと41.1%、出勤家庭だと13.0%となった。
「在宅勤務をきっかけに父親の育児休業取得意向が向上した」という母親も
父親が育児休業を取得しなかった家庭の母親に理由を聞くと、「仕事が忙しいから」(42.5%)が最多。その後、「収入が減るから」(42.2%)、「育児休業を取りづらい会社の雰囲気があるから」(36.6%)、「子育てに積極的でない」(12.0%)と続いた。
「父親に育児休業を取得して欲しい」と回答した人は40.5%。一方、「育児休業を取得して欲しいと思わない」は計29.3%となった。
父親に育児休業を取得して欲しいと回答した母親は、父親が在宅勤務だと55.2%、出勤だと40.2%となった。在宅勤務家庭の母親の43.9%が、「在宅勤務をきっかけに父親の育児休業取得意向が向上したと思う」と回答した。