「職場の人とプライベートで遊びたくない」という悩み 「参加しない人を印象付けると誘われなくなる」というアドバイスも | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「職場の人とプライベートで遊びたくない」という悩み 「参加しない人を印象付けると誘われなくなる」というアドバイスも

職場の人とプライベートで遊びたくない

職場の人とプライベートで遊びたくない

「仕事とプライベートをキッチリ分けなさい」 20代前半の頃、バイトしていた地方のレンタルビデオ店の社長がよく言っていた言葉だ。ところがこの社長、典型的なワンマン人間で、そう言っておきながらも頻繁に”レクリエーション”と称して各店舗の店長やバイトさんを集めてボウリング大会を開催していた。

社長の馴染みのボウリング場に、自分とこの従業員を大勢連れてって「俺はこれだけの人間を従えているんだぜ」と自慢したいのが見え見えで馬鹿らしかった。そんなことのために、わざわざシフトを休みにさせられているわけなので。

一方、その後入ったアルバイト先は人間関係も良く、休みの日には一緒に映画に行ったり、アウトレイジごっこ遊びをしたり、茄子メインの食事会をしたものだ。やっぱりメンバーが仲良し同士なら、オフの日に持ち込まれても全然ストレスがなかったし、楽しかった。だけど、そんなのはレアケース中のレアケースなのだろう。(文:松本ミゾレ)

「毎回断るのも気まずいのでみんなで集まるときだけ行くようにしてる」

さて、そんなわけで今回は「職場の人とプライベートでまで会いたくないよ」をテーマにコラムを書いていきたい。ガールズちゃんねるに先日、「職場の人と遊びたくない人」というトピックが立った。これを立てた人物はこう書き込んでいる。

「仕事中や休憩中は普通に話しますが仕事終わりやプライベートでは遊びたくないです。でも、毎回断るのも気まずいのでみんなで集まるときだけ行くようにしてるのですがそれすら嫌でしょうがないです」

そうだよねえ。そこまで仲良くないし愛着もないような職場であれば、そこで同じ時間を共有する人と、わざわざ外でも会おうとは思わない。しょうもない職場って実在しているし、「嫌でしょうがない」と書き込んでいる気持ちはよく分かる。

冒頭で書いたボウリング場のこととか、今思い出しても「なんであんな無駄な時間を過ごしたんだ」と思うし、まさに悔恨の一語に尽きる。あと普通に、仕事場での人間関係を外に持ち込みたくないという人もいるよね。こういう人がプライベートでも職場の連中と集まる機会があったとして「あ、自分は遠慮します」と断っても遺恨がないのなら問題も生じないんだけど、実際はそうじゃない。

断ったら何を言われるか分からないし、僕が参加したレクリエーションにおいては「あいつまた不参加だよ、付き合い悪いよな」みたいな陰口は出なかった試しがない。そういうこと言われたくないから「本当は嫌だけど参加してる」っていう人もかなり多いはずだ。

「趣味で習い事してるって言っておけばだいたい誘われなくなる」

トピックには、この手の不毛な会合に参加しないと断言している人たちの声も、意外と多かった。参考になりそうなので、ちょっと引用させていただきたい。

「初めが肝心きっぱり断る。でも行かなきゃ悪口言われてるよ絶対」
「職場の人とは必要最低限の連絡はとらないように普段からしておく。これうまく長く会社で付き合っていくための鉄則」
「参加しない人を印象付けると誘われなくなるよ。趣味で習い事してるって言っておけばだいたい誘われなくなる。行きたいときも誘ってもらえなくなるけどね」

こんな感じで「おおその手があったか」みたいな声がチラホラ。「習い事してる」は良い逃げ道だよね、今度から僕も使おうかな。まあフリーランスだから職場とかないし、あっても誰も誘ってこないけど。

今だとコロナ禍なので、これを理由に予定を入れられそうになってもキャンセルできるのも強いよね。というかこのご時世だと、恐らく職場の人間とプライベートで会おうってことを考え付くこと自体がややまずい気もする。

よしんばコロナが収束しても「まだちょっと不安なので」「アレ以来、どうにも体力が落ちて」「コロナ太りしたから私服入らないので出かけられない」みたいな言い訳が立ちそうだ。状況を上手く利用して、集まりに顔を出す頻度を下げていこう。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ