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せっかく自粛しているのに
2021年5月現在、一部の都道府県に緊急事態宣言が発令中だ。飲食店や小売店をはじめ、多くの業種に対し休業や時短営業が要請され、自粛ムードはなおも続いている。しかしなかには、そんな風潮とは逆行する行動を起こす人がいる。都内の40代男性は
「テレビのインタビューを見た。『楽しみがないとつまらない』『経済を回していかないと』などと言っていた。日本人は自粛できない」
と憤る。今回は、三度目の緊急事態宣言発令後にキャリコネニュースに寄せられた「自粛しない人たちに対する怒りの声」を紹介する。(文:林加奈)
「仕事も完全在宅で我慢しているのでつらいです」
都内に住む事務・管理職の30代女性は、極力外出を控え、三密を避けている。しかし
「テレビやニュースで、居酒屋で飲んだり県や国を跨いで旅行に行ったりしている人を見ると『自分が我慢しても意味がないのでは』と感じてしまう。仕事も完全在宅で我慢しているのでつらいです」
と心境を語る。そして今のコロナ禍について「みんなが人の揚げ足取りというか、ギスギスしていて、世の中がよい空気じゃないなと感じます」と分析。確かに、自分ばかり我慢を強いられているようで納得がいかない気持ちは理解できる
「家族総出でスーパーに買い物をしに来る人たちが多すぎる」
神奈川県の50代専業主婦の女性は「普段の買い物で思うところがある」といい、
「家族総出でスーパーに買い物をしに来る人たちが多すぎます。食品類は可能な限り宅配で賄うとか、ときどきテイクアウトや出前を利用するとか、なるべくスーパーに買い物をしに行かない努力をすべきでしょう。また、可能であればご近所の分も品物を買ってシェアするなど、お店が密にならない工夫をすべきだと思います」
と苦言を呈す。
ほかにも、飲食店に勤める都内の50代女性からは「私の知り合いのバーは、いまだに一度も休んだことがない。『要請』なので、仕方ないんですけど……。私も飲食業でかなり困っているのに。正しくやっている方がバカを見る感じがするし、アルコールを出してカラオケもやっていてホント頭にくる」といった声も寄せられた。
※キャリコネニュースでは引き続き【緊急募集】三度目の緊急事態宣言、あなたが思うことや現在困っていることを教えてくださいのほか職場で起きた窃盗事件や共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。