男性によれば、Kは「他人の成果を、さも自分が達成したかのように報告していました」という。また、他人が成果を挙げることをよしとせず、
「Kは人の成績にケチをつけたがります。相手に勝つため、成績で勝負するのではなく、あらぬ噂を立てて引きずりおろそうとするんです。その噂の立て方も酷くて、自分が発信したのがバレないように『詳しくは知らんけど、アイツ○○らしいで』と誰かから聞いたかのように装っていました。自分のミスも、平気で他人に押し付けてきます」
というから恐ろしい。男性は、それ以外にも
「他人が誰かの陰口を言おうものなら、陰口を言われた本人に『アイツ、オマエのことをこんなん言うてたで』とわざわざ伝えに行き、当人同士がややこしくなっているのを見て喜んでいました」
と明かした。平気で嘘をつき、自己中心的に振る舞うKの様子は、確かにサイコパスそのものだ。
「『はい、1人10ドルずつ出してー』と3人の後輩にたかった」
約20年前、会社の慰安旅行でゴルフをした際のKの振る舞いを、男性は忘れられない。
「ゴルフクラブは各自持参だったのに、Kは『面倒やし、重いやん』と持ってきませんでした。後輩から借りる腹積もりだったようですが、そこはゴルフクラブの貸し借り禁止のゴルフ場。40ドルでレンタルしなくてはいけないとわかると、Kは『はい、1人10ドルずつ出してー』と3人の後輩にたかったのです」
その後輩には男性も含まれていた。結局、男性は先輩であるKに反論できず、「言われるままに10ドルを差し出しました」と言い、
「あれは本当に意味不明でした。まぁ、もうKは亡くなりましたけどね」
と打ち明けた。死んでなお、サイコパスエピソードを語り継がれるとは、Kの性格は相当に強烈だったようだ。
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