ビズヒッツは9月15日、「仕事がつまらないと思う瞬間に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月~8月にネット上で実施し、「仕事がつまらない」と感じている人417人から回答を得た。
仕事がつまらないと思うときの1位は「変化がないとき」(127人)だった。
「毎日同じことの繰り返しだと気づいたとき」(20代男性、物流)、「同じ作業の繰り返しで、新しいことや突発的な仕事がないとき」(40代女性、事務)といった回答が寄せられた。
2位は「評価・感謝されないとき」(60人)、3位は「人間関係に不満があるとき」(50人)だった。
上司や同僚との関係、ハラスメントやいじめに関する回答が寄せられた。中には、人間関係への不満により「希望を持ってはじめた仕事でも、職務内容に責任感を持って取り組んでいても嫌になる」という人もいた。
4位以降は「暇なとき」(46人)、「目標・意義を見失ったとき」(42人)、「仕事が簡単すぎるとき」(41人)、「自由度が低いとき」(25人)と続いた。
仕事がつまらないから転職するのは「アリ」が8割以上
仕事がつまらないからという理由で転職するのはアリだと思うか聞いたところ、「アリ」だと答えた人は82.3%。具体的な理由として以下の回答が寄せられた。
「好きなことばかりするわけにはいかないが、ネガティブな気持ちの多い状態で仕事を続けるのは健全でないから」(30代女性、ライター)
「つまらない仕事をしていても自身のスキル取得や向上に繋がらないから」(40代男性、飲食業)
「24時間のうち最低でも8時間を仕事に費やすので「仕事がつまらない」は人生のムダだと思うから」(50代男性、事務)
一方で「ナシ」と思う人は
「どのような職場でも、同じようなことが起こるので」(40代女性、マーケティング)
「たとえ現在の仕事がつまらなくても、社内異動などで仕事が変わることもあります。仕事がつまらないから、という理由だけで転職をするのは早計です」(50代男性、事務)
などの回答が寄せられた。
他には「つまらないからと転職すると、同じ理由で転職を繰り返すことになりそう」「仕事は元々つまらないもの」という意見や、「仕事が楽しくなるように、考え方ややり方を改善するのが最優先では」という人もいた。