仕事をする上で男女差別はあってはならない。ただ、言うほうは「差別などしているつもりはない」というのもよくある話だ。
キャリコネニュースで「自分の性別がマイナスになっていると感じたこと」の経験談を募集したところ、栃木県在住の40代女性(素材・科学・食品・医薬品技術職)から、過去に「上司にキレた」というエピソードが寄せられた。
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
「男性優位が更に進むと思い、イラっとして……」
それは女性が販売の仕事をしていた20代の頃。在庫整理が終わらず、毎日残業していたという。そんなある日、定時になった直後に上司から「今日は年末だし女の子たちは早く帰りなさい」という言葉が。
「優しさからの言葉ではありましたが、在庫整理が終わらないのに女性だけ帰して、そして後日男性優位が更に進むと思いイラっとして
『女だから帰れという事ですか?それとも年末だから気遣っていただいているのかどっちですか?』
とキレてしまいました」
上司としては親切心から出た言葉だったのだろうが、女性にとっては不愉快でしかなかったようだ。
「終わらないからやっているのにそういった言葉は気を付けて貰いたいです」
と女性は綴っていた。