せっかく辞めたものの、男性の勤務先は過去も現在もブラックだ。
「現在働いてるコンビニはフランチャイズで、父が経営してるのですが、会社からの搾取のせいで従業員を雇う事ができずに、数年も休み無しで働いています」
働き方改革で労働環境などは改善されつつあるが、逆に働き方改革のせいで虚しい思いをしている人もいる。
「最低賃金が上がれば上るほどパートさんの方が正社員より給料がよくなる。それで働き改革はおかしすぎる。きつい思いして給料はパートさんより安い。ボーナスだけの差。ボーナスも少ししかもらえない。1.2か月分。それから税金やら社会保険引かれて、なんか考えさせられる。今更転職できないし……」(福岡県/40代女性/医療・福祉/年収250万円)
総支給額22万円弱「50代正社員でその給与。バイトもできず生活ができない」
愛知県の40代男性(技能工/年収250万円)は、長時間労働なのに給料が低い職場に不満を抱いている。
「日給月給と言われて、不規則シフト制勤務。一週間で4日勤務だが、2直、3直を交互に組み込み、事実上48時間の休みで2日間休みとしている。土日祝関係ない、休みは基本平日。土日祝こそ人が足りない。割り増し料金はナシ。元旦でさえシフトに入れられ、その割り増し料金もナシ」
有給や深夜手当についても不満がある。
「有給は制度はあるが平日のみ使用可能。20日間で160時間(勤務)中、深夜手当時間は約70時間で、割り増しは1時間辺り約300円のみ。日給月給で基本給19万2000円に、深夜割り増しの2万1000円加算が総額給与」
男性は「50代正社員でその給与。長期休みはなくてバイトもできず、生活ができない」と嘆いている。