「すごい経験者」と聞いていたのに全くの素人だった! 新人教育を任されたエンジニア男性の嘆き | キャリコネニュース
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「すごい経験者」と聞いていたのに全くの素人だった! 新人教育を任されたエンジニア男性の嘆き

画像はイメージ

新人が仕事ができないのは仕方ないが、「やる気なし」となってくると話は変わってくる。大阪府でエンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)として働く30代後半の男性(年収350万円)が、「以前派遣で入っていた会社」での驚愕の新人エピソードを教えてくれた。その新人は、「(技術職として)すごい経験者」という触れ込みで入社したものの、実際はまったくのド素人だったという。しかも……

※キャリコネニュースでは「モンスター新人」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6SDPGL3V

この仕事に「興味ないですよね」と聞いたら、いい笑顔で「はい」

男性は「技術職でとんでもなく忙しかったのですが、新たに派遣で女性が配属になりました」と語りだした。

「ただこの人、すごい経験者と聞いていたのですが実際は短大卒の非技術者。教える余裕もなかったので今教えるのはできないと上司に言いましたが『なんでやねん、やれ。残業していいって言ってるだろ。すごい経験者と言うから入れたんだ』などなど怒鳴りまくられました」

どうやら問題があるのは新人だけでなく上司も……といったところだが、男性は渋々対応せざるを得なかった。

「だから教えましたが、経験者どころか何もわからないし教えようとしたらどうでもよさそうな顔して『興味ないですよね』と聞いたらいい笑顔で『はい』と言われてしまいました。だからまた教えられないと言ったら当然私が怒鳴られ、ミスしまくると上司が怒鳴り込んできて」

と悪しき無限ループに陥ってしまった男性。なんとか上司にわかってもらおうと説得を試みた。

「『彼女は基本的な電磁気すら理解していないので教えることは不可能』と言ったら『だったら電磁気から教えろ。君は彼女が電磁気がわからないとわかってるんだろ。だったらなんでそこから教えないんだ。(そんな余裕はない)だから残業していいって言ってるだろ』ってな感じでした」

本来は学校などで積み上げる専門知識の教育を、業務で忙殺される従業員に残業でやらせようとするのは無理がある。男性は、散々な過去をこう振り返っていた。

「技術者として育てろと言うのが上司からのオーダーでしたが技術的なことを言うと聞かないし、かといって雑用させようとしたら『私はしません』と力強く答えてくれる人でした。でも私がパワハラして辞めさせたということになってもうきつかったです」

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