調理の仕事をいじめが原因で辞めたのが、兵庫県の50代女性だ。「最初から何となくいい感じはしなかった」と雰囲気の悪さを振り返る。
「『お金のため』と思い勤めていましたが、ある時厨房で履く靴を隠されたのか、捨てられたのかはわからないけど、なくなってしまいました。買ったばっかりでまだ数回しか履いてなかったのに」
お金のために働いているのに、同僚の悪意から新品の靴を失ったのではやりきれない。入社当初から不穏な空気を感じ取っていた女性は、半年で退職を決めた。職場や辞めたことについては、こんな風に語っている。
「いい年した人が幼稚な事するなと思いました。陰口も言われてたみたいなので、(辞めて)すっきり清々しました。靴を無くされた時点ですぐ辞めるべきだったと後悔もありました」
いじめた側がお咎めなしでは納得いかないものもあるが、早々に逃げることも一つの道だろう。