つまり「新人なんていくらでもいる」という時代遅れのおごり・勘違いによって、若手の目線に立った労働環境の整備ができない、ということなのだろう。東京都に住む20代前半の男性(営業/年収250万円)は、
「仕事なのに携帯電話やパソコンが支給されずプライベートのものを当たり前の様に使わされる。ナビが必要なのにナビが無い車が貸与される」
と綴る。従業員からしたら勘弁してほしい残念な状況を明かした。このほか
「新人は最初から朝の掃除をさせる。先代の社長の社訓的な事を暗記させられる」
「事務所が中古品だらけ。新品は殆ど無い」
「会社のイベントが社長のご機嫌取りの出し物をさせられる」
など、挙げればキリがないようだ。男性は「他にも長時間労働、休みが取れないなどブラック企業の定番は当たり前」とした上で、上層部に対して
「戦略が無い」
と厳しい評価を下していた。