埼玉県の50代男性(エンジニア・年収300万円)は、障がい者施設で勤務していたときのことをこう振り返る。
「営業所の所長的な方が女性だったのですが、職員へのパワハラやら言動が尋常ではなく、早い人だと入社した当日に辞める人も。まあまあ長くて3か月で辞めていきます」
男性はその職場で2年働き続けたが「限界でした」と語る。
「運営を始めて4、5年だと思いますが、立ち上げ時から残っている人はその所長みたいな女性だけです。辞めた人たちでLINEグループを作っております。なんとも利用者が不憫で仕方ありません」
と、利用者を心配する男性。人材が定着しない施設で利用者がまともな対応を受けられるのか、心配するのも無理はない。
「今は社長一人だけになったと聞いています。もはや個人事業主」
30代男性(東京都/コンサル・士業・金融/年収700万円)は、過去に勤務した会社の実態をこう語る。
「社長のモラハラがひどく、それに耐えられなくなり1~2年以内にほぼ全員辞めていく。2年以内の離職率は100%です。今は社長一人だけになったと聞いています。会社ではなく、もはや個人事業主ですね」
モラハラで部下を失った代償は大きいということだろう。