女性は「看護師さんも院長もいい方でしたが」と前置きし、退職の経緯をこう語っている。
「同じ医療事務の先輩2人がひどかった。新人だから会計だけやるように言われてそれに従っていると、『気が利かない』『ほかの仕事も見てればできるでしょ』と言われ、気を利かせて動くと『会計だけやってと言ってるでしょ』。このやり取りが毎日。ほかにも理不尽なことが多々。完全に新人いじめ」
退職する際、女性は雇ってくれた院長に挨拶をしたいと申し出たが「院長は忙しいから煩わせたくない。私から言っときます」と退職の挨拶すらさせてもらえなかったと綴っている。
マスクをめぐる嫌味に耐えきれず
宮城県の40代男性(介護/年収200万円)は、人間関係を理由に1か月で退職。当時、新型コロナが流行り出し、マスクの品切れが続いていた時期だった。男性は持病持ちのため自己防衛のため大量にマスクを持っており、職場でも付けていた。しかし、テレビでは「マスクは意味がない」という情報が流れていたそうだ。そんなとき、
「私の近くに職員が来て『なんでマスクしているんですかね』とわざわざ聞こえるように話してきた。テレビで『やっぱりマスクは有効だ』と報道があると『マスク売ってないですね』と、また私の近くでわざと話始められ、暗に『タダで寄越せ』と言っているようなことをされた」
理不尽な圧力をかけてくる同僚に、不信感を覚えたようだ。これだけでなく、仕事においても意地悪をされたことがきっかけで退職を決意。「嫌なことをされ続けていたので、精神的にひどかったですが辞めて楽になりました」と語っている。