群馬県の50代女性(サービス・販売・外食/契約社員/年収350万円)が営業として就職した不動産仲介会社は、こんなありさまだった。
「有名な求人情報サイトに掲載されていた雇用条件が実際と違った。『試用期間は国保』と説明されたので、『試用期間終了後は社保加入か』と担当者に聞いたら、『ずっと国保』としれっと言われた」
女性は心配になり、さらに雇用保険に加入しているかどうか尋ねたという。
「質問したら、『以前に指導を受けているが加入していない』としれっと言われた。嘘が多く信用出来なかった」
女性は7日で退職。「早く辞めてよかった」と決断に後悔はない。
貿易事務で入社→実は貨物積み下ろし「仕事中にミスをすると鉄拳」
同じように、神奈川県の30代男性(事務・管理/正社員/年収300万円)も、求人内容と条件が違ったことから運輸業を2か月で辞めたことがある。
「募集要項には貿易事務と書いてあったが、入社してみると事務作業など1ミリもなく、飛行機の貨物積み下ろし関連の業務をした。“夜討ち朝駆け”のような感じで、土日祝や天気も関係なく仕事をしている感じだった。職性上、仕方ないと感じたがここでずっと働くのは無理だと感じた」
労働条件が違うだけでなく、職場には「一人だけすごく意地悪な人」もいたという。
「仕事中にミスをすると鉄拳が飛んできたり、時にはヘルメットの上から頭をはたかれたりすることもあった。他にいろいろあり、ここには書ききれないです」
男性は2か月で退職。「(辞めて)とても気が楽だった」と綴っている。