面接で学歴をバカにされ「常識って言葉知ってる?」と説教された男性、怒りの反撃 | キャリコネニュース - Page 2
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面接で学歴をバカにされ「常識って言葉知ってる?」と説教された男性、怒りの反撃

そもそも男性は、「当時では珍しいパソコンソフト開発会社の求人広告で“初心者大歓迎”というフレーズ」を見て応募していた。独学でプログラミングを学んでおり、自信があったことも一因だ。ところが、雨の中都内の会社まで出向き面接に臨んだ際に言われたのが、前述の担当者からの手厳しい説教だった。

さらに驚いたことに、面接を打ち切られた男性が部屋を出ると、なんと持ってきたはずの傘がない。腹立たしさに耐えかねた男性は、相手も予想だにしない反撃に出た。面接官に振り返ると、こう主張したという。

「わざわざ出向いた挙句、常識のないのはどちらさまですか? さらに人の物を盗むような社員のいるような会社は、こちらからお断りです。今日の交通費と傘の費用を弁償してください」

詰め寄る男性に気圧されたのか、面接官が慌てて財布から2000円を取り出すと「奪い取るように悔しい思いで帰って来ました」と明かす。男性にとっては散々だったが、言われるままにポケットマネーを差し出しうろたえる面接官の様子を想像すると愉快ではある。

それから半年後、その会社は倒産に追い込まれてしまった。一方、男性は別の会社に就職し、独立してフリーランスで多くの経験を積み、現在に至る。同社の倒産を知ったときの心境について「スッキリした思い出があります」と溜飲を下げたようすで振り返った。

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