「平成一桁のバブル期だったと思います」と振り返る男性。履歴書に目を通す男性面接官を前に「何の質問をして来るのかと緊張して」質問を待っていた。
しかし質問はなく、謎の無言が続いたという。当時をこう回想している。
「いつまで待っても質問していません。応募者の立場から質問されていないのに逆質問するのは失礼だと思い質問を待ちます。いつまで待っても質問してきません」
「その間、下を向いていたのか面接官の様子はあまり覚えていません」
動揺と困惑が伝わってくる文章だ。面接官の中には質問せず世間話や説教ばかりする人もいるが、沈黙だけでは却って恐ろしい。
その後、「かなり長い沈黙の時間が過ぎ、ようやく面接官の男性が口を開いて」このように言った。
「面接を終わりにしようか…。私にはね、わかっているんだよ…。いろんな人を面接しているから…」
これに男性は「長い沈黙の末、やっと質問してくるのかと思ったら面接終了と何がわかっているのか知ったふうなセリフ」と呆れたように綴る。何も質問しない面接官は一体どんな評価をしたというのか。男性は結果を明記していないが、いずれにしてもその会社には就職はしなかったのだろう
「今まで何回も面接を受けていますが何の質問もされずに面接終了と言われるのはこの企業の面接だけです」
と当時の困惑を綴っていた。
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