会社をわずか2週間で退職した経験談が寄せられた。さかのぼること2004年、大阪府の40代男性(その他/年収550万円)は大阪に住んでいたにもかかわらず研修中に新潟に赴任させられることになった。
「自動車を持っていないので、徒歩もしくは公共交通機関じゃないと通えないと言っておいたにもかかわらず、自動車がないと通えない僻地に飛ばされました」
と怒りを露わにしている。(文:林加奈)
相談すると「じゃあ自転車で通うしか……」豪雪地帯なのに
会社に対し、「言っていることとやっていることがあまりにも違う」と不満を綴る。赴任先では通勤について不安があることを担当者に伝えてみると
「『じゃあ自転車で通うしか……』と言い放った。新潟で豪雪地帯なので冬場は明らかに不可能。その場で『辞めます』といったら、夜に営業所の所長を伴って説得しに来ましたが、全部撥ねつけてその場で辞めました」
と退職した経緯を綴る。説得に来るくらいなら始めからちゃんと考えてほしいものだが……。
なお、男性が新潟に赴任した2004年は「知っての通り、豪雨があったりその後は中越地震が起こったりと新潟受難の年でした」と当時を振り返る。ちょうど男性が住む予定だった場所も被災し、水没したところもあったそうだ。そして問題の会社について
「やめて4年後くらいにHPもなくなり、その人材派遣グループも売却されたらしいので、同期とかどうなったかはわかりません。人をモノのように扱う会社の末路なんてそんなもんでしょうね」
と、すでに廃業していることも明かした。
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【即行退職シリーズ】