その後、男性は単身赴任も視野に入れて妻とも話し合った。結果、やはり難しいと判断しやむなく内定辞退の連絡をしたという。
「その際、モヤモヤしていたので『内定後に条件が変わるのはおかしくないですか?』と伝えたところ『何年もこのやり方でやっている。法律上は問題ない。こっちは今面接中で忙しい』との返事。かなり大きい会社だったのですが、やはり飲食はこんなものかと落胆しました」
と胸中を綴る。飲食業がすべてこのような対応をするわけではないだろうが、せっかく面接して内定を喜んだことは無駄に終わったのだ。入社後に条件を変えたわけではないから法律上問題ないという言い分なのかもしれないが、転勤があることを面接時にきちんと伝える誠実さくらい、あってしかるべきだろう。
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