「当然罵倒や暴力は当たり前で、塩とオリーブオイルを頭からかけられたこともありました。先輩は包丁でコックコートを切られていました」
もはや傷害事件レベルの暴力だ。そんなレストランだと客にとっても居心地が悪いのでは……と思いきや、「ランチとディナーが常に満席で人気のあるお店でした」という。そのレストランを6か月で退職した男性は
「辞めて良かったと思っていますが、料理やサービススタッフの方には気にかけてもらっていたので、その点は名残があるのと申し訳ない気持ちがあります」
と、当時の心境を明かす。なお、件のシェフは「現在は独立して紹介制のレストランをしているようです」という。次の被害者が出ていないことを祈るばかりだ。
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