職場のトイレ事情に不満を持つ人からの投稿が寄せられている。トイレの利用に厳しいルールが設けられたり、男女共同で不便さを強いられたりしているエピソードを紹介したい。(文:林加奈)
20代前半の女性(北海道/医療・福祉・介護/年収100万円未満)は、職場のトイレが1階フロアに2つしかないという。それだけではない。
「トイレの時間を計測され、一定時間を超えると給料が減額されています」
「生理痛や急な腹痛でもすべてお話ししなければならないので、とても恥ずかしくて苦しい」
「トイレに行く際は必ず上司に報告する義務があり、生理痛や急な腹痛でもすべてお話ししなければならないので、とても恥ずかしくて苦しいし、正直なところこの制度は不要かなと思います……」
このようなルールが現在も続いているというから驚く。生理周期によっては体調を崩しやすい女性もいるはずだが、ここまで個人的な事情を報告しなければならないのは、もはや屈辱的と言っても過言ではない。
「生理ナプキンは持ち帰り。それが当たり前になっているので今は何も不満に思いません」
40代女性(福岡県/事務・管理/年収200万円)は、マンションの一室にある事務所で働いていて、そこのトイレは「男女共同」だという。不便を感じないのだろうかと思いきや、
「前職も小さな会社で同じように男女共同。生理ナプキンは持ち帰っていました。現在も同様に持ち帰ります。それが当たり前になっているので今は何も不満に思いません」
使用済みナプキンを持ち帰ることにすっかり慣れ、それを不満に思わなくなったという女性。ただ、これまでの勤務先で男女別のトイレだったこともあるらしく、「百貨店で勤務していたころが一番便利でした。新しい館だったので、トイレはきれいで文句なしの環境でした」と、当時を回顧していた。
キャリコネニュースでは「職場のトイレへの不満」をテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/RY5U4GVX
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