自称ホワイト企業のブラックな実態はこれにとどまらなかった。
「部署によって仕事のレベルに差があり、社長が大事にしている部署は午前中には仕事が終わるものの、こちらは同じ作業量の仕事を1日に2つ、3つ同時にさせられ、午前中には終わる仕事組と給料も同じだった。2倍、3倍とはいかないが、せめて同じ作業量なら分担するなり、給料に反映させてほしいと訴えたが『だったら客にそう言えよ』と却下された」
確かに仕事量が違うのに給料が同じなのは納得がいかない。これ以外にも「『お前ら技術職には営業できないから、俺が営業する』と言っていたが、実際は『お前が仕事の話を持ってこないと営業できないだろ』と、なぜか営業まがいなことまでさせられた」と振り返る。
「最終的に『お前の仕事は誰にでもできる。代わりはいくらでもいる。クビでもいいんだぞ』と言われたため、退職を決意して会社とは縁を切った」
と、男性は明かしている。社員に対して無茶ぶりを繰り返し、脅迫まがいなことをする会社に、果たして代わりはいくらでもいるのだろうか……。
※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV