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表向きは一部上場、実際はブラック企業だった 新卒時に営業職を3か月で辞めた女性

画像はイメージ

会社の売り上げに貢献する営業の仕事。好きで楽しく続けられている人もいれば、自分には向いてないとわかり退職する人もいる。後者の「営業が向いてなかった人」に焦点を当て、キャリコネニュース読者から寄せられた経験談を紹介する。

東京都に住む30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は大学卒業後、営業として某一部上場企業に入社したが、3か月で辞めた。

「最初は企業へのOA機器のテレアポで、その後は光回線の個人宅への電話営業でした。図々しく売ることに執着できませんでした」

と当時を振り返る。(文:林加奈)

「過去この大学から入社した人が精神を病んですぐ辞めた」

入社後の配属先が営業であることは分かっていたが、女性はこの会社を「ブラック企業」と書いている。しかし入社してしまった理由は「大学の就職課の勧め」があったからだった。

「表向き一部上場企業でしたが、酷いブラック企業だという情報を(就職課は)把握していたにも関わらず、私に喜んで卒業し就職してもらいたいという理由から入社を止めなかったと言いました」

その情報とは

「社員の出入りが激しい。就職課が出向いても代表が一度も姿を見せず採用担当者が求人を渡すだけ」
「オフィス内の各部屋で面接を繰り返している様子だった。過去この大学から入社した人が精神を病んですぐ辞めた」

といったブラックな実態だった。就職課はそれを知りながら学生に何も伝えなかったのだ。「喜んで卒業し、就職してもらいたい」という理由は、本人のためになったとは言えないだろう。

そして女性の両親は、一部上場企業に就職が決まったと聞くや否や、一気にお祝いムードになったという。

「私の両親も会社の実態を調べることなく、あっさり身元保証人を引き受け入社することになったのです。『会社さえ大きければ潰れない』『向かない職種でも入ればなんとかなる』という具合でした」
「しかし、私は電話にてしつこくうるさくしゃべり続けて物を売りまくるのは無理でした」

と営業に向いていなかった自身を振り返り肩を落とした。結局、就職活動の段階から食い違いが続いてしまったようだ。

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