女性は棚のすき間に隠れており、書庫には誰もいないと思われたのだろう。
「課長とリーダーの声がしました。『あいつをヒラの正社員にして、今のままもっと使ってやろう』。あいつって、だれ!?正社員になっても、一生待遇変わらないの?」
結局、課長とリーダーが話していた「あいつ」のことは誰だかわからないままだったが、
「私のことではないにしても、何かが崩れていきました。派遣会社があるから、守られているものもあり、それがなくなったらどうなるんだろう」
とその時の心境を語る。
確かに、非正規雇用を正社員にして「もっと使ってやろう」と画策されたら疑心暗鬼になるのも無理はない。結局女性は「他の派遣社員に言えないまま、退職を希望しました」という。
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