働きぶりと給料が明らかに見合ってないとなれば、やる気もなくなるだろう。佐賀県の40代後半の男性(エンジニア/年収350万円)は、かつて勤めていた職場の闇を赤裸々に綴ってくれた。本社から出向してきた「新社長」がかなり問題のある人物だったという。(文:長田コウ)
赤字額をどんなに減らしても評価されない一方で……
新社長について次のように説明する。
「気に入らない社員には挨拶も返さないがお気に入り社員は月に数回飲みに連れていく厚遇ぶり。正しい進言、提案であっても新社長が気に入らない社員は窓際に追いやられている」
依怙贔屓が日常的に行われていたようだ。給料面でも理不尽なことがあった。それは、「昇給の査定が過程重視から結果重視に」変わったときだった。
「赤字額をどんなに減らしても赤字を理由に昇給額が3000円に固定化(公共職業安定所に提出している求人要項より低い)」
また、こんなことも。
「2023年4月は社員一律9000円の昇給が実施されたが無断欠勤、突発欠勤が多い者も皆勤の者も同じ評価になっていた」
一律の賃上げは働き手としては歓迎したいところだが、普段の人事評価が納得行かないものだけにモヤモヤが残りそうではある。
他にも、「40歳を超えた中堅社員には資格講習に参加させない等の差別が有り、たとえ自費で資格取得しても資格手当が付かない」といったことがあるという。
こんな職場環境に懲り懲りしたのか、男性は転職を決めたそう。その意向を伝えるときにも、理不尽な対応をされたそう。なんと、「有給休暇の消化取得は認めない」と本社の社長から直々に伝えられたというのだ。
男性によると、その会社は他にも重大なコンプライアンス違反があったそうだ。そもそも長く務めるような職場ではなかった、ということだろう。男性は今、快適な生活を送れているのだろうか。
※キャリコネニュースでは「あなたの仕事の闇」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/WOIZ2ARV
「今、ホテルにいるの。あなたの旦那さんと」夫の不倫相手から電話、妻が返した言葉は…