「ありがとう」は挨拶のようなもの。言われて気分が悪くなる人はいないだろう。ところが、神奈川県の40代前半の女性(教育・保育/契約社員/年収250万円)は、福祉の仕事をしていたとき、
「仕事中にありがとうとお礼を言ったら、怒られた」
「みんながやる当たり前の仕事に『ありがとう』は言わないの!と否定された」
という。気持ちよく働くうえで同僚への「ありがとう」は、潤滑油のようなもの。にもかかわらず、注意されたら気分は良くない。そもそも、その人物は「ありがとうもお願いしますも言わない、感謝も出来ない人」だという。そんな人とは一緒に働きたくないと思った女性は、結局この職場を3か月で辞めたそうだ。
「わからなかったらGoogleで調べなさい」→「やり方違う」
女性を叱った人物は「仕事中も休憩時間中もマウント」発言が目立ったそうで、周りを巻き込んで「マウント合戦」になるという。マウントの内容はもっぱら「子ども」や「家族」のことだったと、うんざりした様子で綴った女性。確かに、家族の話を自慢気にされてもつまらないだけだ。
職場にはこの他にも「人によって態度が違う人」や、女性の話を「そんな話聞いたことないと否定する人」など、付き合いにくい同僚が複数いたようだ。
「仕事を教わりたいのに、『わからなかったらGoogleで調べなさい』って。調べて実践したら『やり方違う』と口出しする」「Googleで調べるのは限度がある」
人だけでなく職場自体にも問題があったようで、「『勤務時間より早くの出勤も可』と言ったのに、『勤務時間より早く出勤はダメ』と説教する」というように「朝令暮改は、当たり前の職場」だったと振り返る。なんと、その職場は「交通費も出ない」そうで、さらに驚くことに「トイレットペーパーが自腹」だったと女性は綴る。従業員は各々トイレットペーパーを持参していたということだろうか。
今は人手不足で売り手市場だから、働きにくい環境はさっさと辞めるのが正解かもしれない。女性は現在の職場では生き生きと働けていることを願いたい。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H