「お客様がやりにくさを感じたのであれば、当社も厳粛に受け止めて今後に生かすべき」という殊勝な考えを持つ女性だったが、彼女の想いもむなしく、クレーマーは次のようにまくしたてたそうだ。
「大体子どもができたのに働こうとするなんて、あなたのわがまま。そんな母親に育てられる子どもがかわいそう」
「あなたのような女がいるから日本が腐る」
「子どもがいるのに働きたいのなら、こんなやりにくいシステムで客に対応させる前に、人の3倍頑張って結果を出せ。それができないのなら辞めろ」
聞くに堪えない罵詈雑言の数々。「その方は年配の女性で娘も孫もいると事前に聞いていたのですが、にもかかわらず、そんなふうに言えることに驚きました」と、女性は振り返る。
当然ながら、その紙から電子へ変わったシステムは彼女が考えたものではなく、会社が開発したものだ。それに女性曰く、「資源を大切にする意味でも今ではどの会社でも導入されているようなもの」なのだとか。女性は、
「納得がいかないからと言って、ここまで言われるともはやただの誹謗中傷。もちろん二度と関わりたくない」
と、苦々しく述懐した。
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