長野県の30代前半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収250万円)は、過去に製造業で働いていた。そこが重度のブラック企業だったらしい。
「1日の休憩がトータル30分もない。トイレも禁止。初めて作業するのに間違った教え方されて、次の日に丸一日怒られた。帰れる時間が夜中の1時過ぎ。朝の出勤時間が8時15分からなのに1時間前には出勤しないと給料半日分へらされる」
休憩時間外に急にトイレに行きたくなることもあるだろうに、禁じられたら体を壊す。そのうえ18時間近くも拘束されれば続けられるはずもなく、「1年もしないでやめた」という。当然の結末だ。その会社は給料も異常なほど安かった。
「年収はわからないけど、1か月の給料が平均6万から7万。今思えば、今の会社ならそこまで仕事すれば30万、40万は超えるのに」
現在は転職に成功しているということだろう。
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