古株が幅を聞かせる会社でパートを注意したら「泣いて帰ってしまった」→ その後、窮地に立たされた男性 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

古株が幅を聞かせる会社でパートを注意したら「泣いて帰ってしまった」→ その後、窮地に立たされた男性

画像はイメージ

「会社をクビになった」と聞くと、よほど素行が悪かったのだろうかと推察してしまう。しかし神奈川県の30代後半の男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収400万円)の場合、「業務連絡を怠ったパートを注意したらクビになった」という。解雇の理由としてはあまりにも理不尽だが、いったい何があったのだろう。(文:林加奈)

取引先相手に産地偽装!? 社長に指摘したら「社内での立場が悪くなりました」

その会社は「古い昭和の香りがするような社風」だった。「女性社員が茶出しをしないといけないなど、まだこんな会社があるのか」と男性は驚いたそう。

「入社の面接のときになんとなく胡散臭さを感じたが、考えすぎと思いなおし入社。でもやっぱりその勘は当たっていたと今でも思います」

と、今となっては入社そのものを後悔しているほど。職場の雰囲気については

「古株が幅を利かせていて、それ以外の方は縮こまって働いています。会社の大きな取引先相手に産地偽装のようなことを行っていて、それを社長に指摘したら社内での立場が悪くなりました」

と振り返る。そんな居心地の悪さを感じ始めたころにトラブルが起きた。

男性がクビになったのは営業職に就いてもうすぐで2年目になる頃だった。

「社長とツーカーな仲のパートさんが取引先からの電話の内容を連絡しなかったため業務に支障が出るところだった。そのことを注意したらそのパートさんは泣いて帰ってしまった。この出来事を問題視され、社内の雰囲気を乱したとしてクビになりました」

男性がどのような言い方で注意したのかは不明だが、一発でクビはかなり極端な対応だ。

この件で男性は上司と社長の4人で面談したことも明かしている。その際「この後、この責任を俺が取らなくてはいけない」と上司が頭を抱えていたというが、

「1年後会社のブログとホームページを調べたら、社長が退任していて当時の上司が課長から専務に昇進していた。あの責任とやらはどこへ行ったのだろう…」

と投稿を結んでいた。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「ゴミだよ、この銀行。爆破したほうがいい」伝説発言の元拓銀マンはいま――その後の人生を聞いた
  2. 「夫の給料が低くてイライラします。31歳で手取り20万円ボーナスなし」26歳SE女性の不満に注目集まる
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  5. 面接官に「殺生ですか?うちは殺しはやっていません」と言われた男性の動揺【実録マンガ】
  6. 【実録マンガ】転職初日、机なしで「パイプ椅子で膝上にPC」という地獄 → 2か月で退職した女性
  7. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  8. 「有給を自由に使いたいなら公務員にでもなりな」上司の暴言に唖然 相談しただけで「辞めるのは残念」と勝手に退職話を進められ……
  9. 「Googleは最強」年収1000万円、日系企業で働く女性の持論 勤務先には「貢献する意味がない」と失望
  10. 【実録マンガ】「前職ではタクシー券の不正利用がバレて首に」 驚愕の新人、新しい職場でまたやらかす

アーカイブ