小さな部屋には窓はあったが閉め切っていた。その状態で、上司はいきなりタバコを吸い始めたのだ。
「タバコの煙を浴びせられました。タバコを吸ってもいいかとは一言もなく……」
20年以上前となると、今ほど分煙が進んでいなかった頃だ。とは言え、周囲への配慮がまったくない上司に女性は驚いただろう。そして指導係がこんなことを言い出したという。
「それから指導係は私のことを『無表情で何考えてるかわからない』と笑いながら上司に報告しました。学生時代にカフェのバイトで、足腰が痛い時にそれが表情に出てしまったことがあり、あの子がつらそうに働いていると常連客が店長に忠告したことがあるので、体調が悪くても表情には出さないように頑張ったつもりですが、これは良くないことなのでしょうか」
指導係の女性の発言に戸惑った女性。結局この派遣は1か月と経たずに辞めたというが「正解でした」とし、
「タバコの煙を浴びせた上司と、人格否定をした指導係が忘れられません」
と、投稿を結んでいた。
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