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職場の仲間たちで「ありがとう」を伝えるツールに「無駄」を感じた女性

画像はイメージ

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勤怠管理や仕事のコミュニケーションツールとして、従業員に共通のアプリやサイトを利用させている企業は珍しくない。ただ、それが効果的かどうか疑問を感じる人もいる。大阪府に住む40代女性は

「社員もアルバイトも全員が登録を強いられたサイトがありました」

とウンザリした経験を振り返る。(文:永本はな)

その場でありがとうで済むことを、あえてメッセージで送信してポイント稼ぎをしている社員もいました」

どうやら、そのサイトは感謝やお礼のメッセージを伝え合うツールで、メッセージを送受信するごとにポイントがつく特典があるという。さらに、その送受信のやり取りは全員が確認できるようになっていた。

「ちょっとした作業のお手伝いやフォローなど、その場でありがとうで済むことを、あえてメッセージで送信してポイント稼ぎをしている社員もいました」

ということは、実際の職場ではあまりお礼を言わないのだろうか。女性は、仕事が終わって帰宅後にサイトを開き、そうした感謝のメッセージに対して改めて返事を送信したという。この作業について、こんな風に振り返っていた。

「あの無駄なメッセージのやり取り、職場を辞めた今でもモヤモヤします」

こうした、職場で「ありがとう」を伝える系のサービスは従業員のエンゲージメントを高めるとして多くの企業で導入されている。同僚に感謝されてやる気が出る、という人もいれば、投稿者のように煩わしいと感じる人もいるようだ。

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