「悪いけどバックレました」月給15万円固定なのに激務!コンビニで働いて疲弊した男性【前編】 | キャリコネニュース
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「悪いけどバックレました」月給15万円固定なのに激務!コンビニで働いて疲弊した男性【前編】

画像はイメージ

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普段何気なく利用しているコンビニエンスストア。しかし、そこで働く店員の声を聞いてみると、見方が変わってくるかもしれない。

栃木県に住む30代前半の男性(サービス・販売・外食/正社員・職員/年収350万円)は、

「コンビニって9割はブラックだと声を大にして就職、就活している人に知ってもらいたいと思っています」

と、声を上げる。ここまで言わせるコンビニでの仕事とは、一体どんなものなのだろうか。(文:國伊レン)

「破茶滅茶なシフト」で不眠症になり

男性は二つのコンビニチェーンで10年ほど働いたことがある。

「労働環境、人間関係、給与と全てにおいて悪いところです」

一つ目のコンビニは「月平均20日出勤」だが、1日の労働時間は「8時間に加えて拘束時間が6時間以上」。実質14時間労働だったということだろう。それだけ働いても「給与は固定で15万円」だったという。

「コンビニって24時間営業ですよね。その分従業員がいないと回らないんですよ」

いつでも利用できるのが強みのコンビニだが、それをカバーする従業員がいなければ成り立たない。そのため労働時間とは別に「拘束時間」が設けられていたようだ。男性は「今思うと拘束時間ってなんだよ」とツッコミを入れている。

「破茶滅茶なシフトによって不眠症、遅刻も多くなった」

さらに悪いことに、遅刻をした罰として掃除をさせられ、そのせいで「拘束時間」が増えて帰れなくなったり、寝る時間がなくなったりという悪循環に陥ってしまったようだ。

あまりの過酷さに耐えられなくなった男性は「悪いけどバックレました」と打ち明ける。しかし、

「バックレた翌日に従業員が家の前まできて、給料は渡さない発言をして帰っていった事件」

が起きたという。その従業員は店長ではなかった。この件で男性は「本部に連絡」をしたそうだが、

「事案に関しては関与できない」

との一点張りだったそうだ。

「その後、給料は貰えたけど、意味不明な罰金を取られました」

その1年後に男性が’就職したコンビニは、誰もが知っている大手コンビニチェーンのフランチャイズ店だった。

しかし、そこでのオーナーは常識が通用しない「モンスター」だったと男性は振り返る。【後編に続く】

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