クレーマーは店員に箱を投げつけると、こう怒鳴りだした。
「ここで買ったハンカチを知人に渡したらいらないと突き返された!! センスが悪いのがいけないから私が恥をかいたじゃないか。すぐに返金しろ!!」
返品にはレシートが必要になる。だがクレーマーは「そんなものはない、と一点張り」で、話は平行線だった。
「社員の方が出てきて丁寧に説明するも興奮状態でずっと喚き散らしていました。しまいには私が対応中の女性客に絡みだす始末…」
店員だけではなく他の客にも絡みだすとは、なんとも迷惑な話である。クレーマーは
「こんなところで購入するものなんて安物だ」
「買い物客もセンスが悪い」
「あんたもそう思うだろ?」
などと、女性が対応中の客に対して突っかかってきたそうだ。だが
「すごいことに私が対応中の女性は微笑みながら完全無視、もはやBGM程度の雑音かのごとく反応していませんでした」
と華麗にスルーされたクレーマー。同じハンカチでも、この上品な女性客が渡すものなら受け取ってもらえそうだ。
その後クレーマーは、スタッフにたしなめられつつお客様センターに連れていかれたという。そもそも、センスが悪いのを他責にする時点でたかが知れている。生粋のクレーマー気質は直るのだろうか。
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