「体力的にも年齢的にも、そろそろ限界かな、と思っていた矢先」のことだった。
「仲違いをしていた古参の事務員から、今までの成果と私の人格を完全否定するような理不尽な言葉を投げつけられ、仕事と会社に対する意欲が一瞬にして消え去りました」
具体的に何を言われたか明かしていないが、もともと事務員同士の業務内容にも不公平感があったという。そのため営業事務担当は以前より入れ替わりが早かったそう。
「それでも前向きに仕事に取り組んできたというのに」
と憤りを募らせる。しかも、仕事について改善案を申し入れても、「新しい試みを行うスキルと経験を持ち合わせていない為に実践される事もない会社」への不信感も日に日に増していたという。
「もう、この先も何も変わらないという絶望感から、翌日には退職の意志を経営者に伝えました」
7年も懸命に働いてきたが、決断は早かった。現在は、7か月後の退職日まで細々と業務を行う日々だ。
「引き継ぎのマニュアル作りと指導、必要最低限の業務をしながら、静かな退職の真っ最中です」
と淡々と書いている。
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