現在、忘年会や新年会が当たり前のように行われているが、それを苦痛に感じている人が少なくない。「飲み会が面倒です」と語るのは中部地方の40代女性。
「コロナでせっかくなくなった悪習なのに、復活してほしくなかった」
と、飲み会にまつわるエピソードを語ってくれた。(文:林加奈)
会費7000円で「手取り14万の事務の人はなんだかんだ理由をつけて来ない」
女性は「仕事のない土曜日の夜にわざわざ駅前まで行くのは苦痛。飲み会設定される日の翌日に限って、朝早くからの用事がある」といい、飲み会のタイミングが悪すぎると主張。そして
「値段も昨今の物価高を気にしない料金。7000円は今やもうリーズナブルではないと思う。だから手取り14万の事務の人はなんだかんだ理由をつけて来ない。当たり前。しかも飲み放題が高いから、ソフトドリンクしか飲まない私は損。夜を粗食にするダイエット中だから、この意味でも損。しかもいくら『もうお腹いっぱいで』と言っても取り分けられる謎」
と、数々の理不尽に不快感を示している。
今の職場は「アルハラの人がいないのだけが救い」というが、前職の職場ではもっとひどかったらしい。
「『みんなの初体験はいつだ?』と、酒の席だから無礼講だと勝手なことを言い、馬鹿げた質問を皆に言わせようとする男が上司におり、黙秘すると『まだ処女なのかー!?』と揶揄」
いくら酒の席とはいえ、この質問はさすがにアウトだろう。これを聞いて「殴りたくなった」という女性は、思い切った反撃をした。
「『係長の脳は男性生殖器の中にあるんですか?精嚢が脳なんですか?あ、酒の席だから無礼講なんですよね?』と答えたところ唖然とした様子だったので、すかさず棒読みで『否定しないんですね、わーすごーい。係長の脳は股間についてるんですねー。特異体質なのですねすごーい』と耳元でアホっぽく囁いてやった」
すると「怖がって逃げていったので、すっとしました」と振り返る。これが原因で前職を辞めたのかは分からないが、こんな上司がいたら飲み会どころか会社が嫌になるのも無理はない。
「宴会なんてまたコロナを広めるだけだし、社員の自由な時間を奪うだけ。会食の場で交流を深めたいなら、仕事時間、ランチタイムにでも会議室で立食パーティにすればよいかと思います」
こう力説する女性は、さらに「同じく、社員旅行も無駄」と断言。こう投稿を結んでいた。
「金をとられて行きたくもないところに上司に気をつかって行きたくありません。おばさんでもこう思う奴もいるのだから、若い方はより思うのではないでしょうか」
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