企業が法律や社会倫理に反する行為を行うことをコンプライアンス違反と呼ぶ。パワハラも歴としたコンプラ違反だ。
投稿を寄せた50代女性は事務員として、とあるサービス業の会社で働いているが、「根性論を唱える社長のパワハラがひどいです」と、うんざりしている様子。
毎日3回、部内全員が参加するミーティングを開き、社長も基本的にすべてに参加する。そこで公然とパワハラを行うそうだ。(文:天音琴葉)
大声で暴言を吐く社長だが「社是ではコンプライアンス厳守を掲げている」
ミーティングは納期やプロジェクトの進捗を確認する目的で行われる。毎回のように社長はミスや問題、進捗の遅れを指摘する。それ自体に問題はないようだが、伝え方がパワハラに値するようだ。
「問題は作業・管理できていないことを、全員の前で課長係長に対して詰めて、(中略)大声で暴言を吐くことです。そして、『そんな仕事しかできない奴は他の会社でやっていけない、厳しく育ててやってる自分は優しい』などと言っており、パワハラの典型だと感じています」
自分がパワハラ被害に遭っていなくても、毎日3回も吊し上げを見ていたら嫌気が差すだろう。しかも社長にはこんな矛盾もあるという。
「社是ではコンプライアンス厳守を掲げているにもかかわらず、いまだに昭和の会社です。同族会社ということもあり、誰も何も言えません」
女性はパートのようだが、社長がパワハラするような会社で社員にはなりたくないだろう。
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