受験はその後の人生を左右することでもあり、記憶に残っている人も多いだろう。福岡県に住む50代男性(ITエンジニア/システム開発・SE・インフラ/年収700万円)は、自身が受験生だった頃の苦い記憶を明かした。(文:真鍋リイサ)
「中卒の両親は、大学のレベルとか価値などがあまり分からず、とにかく、お金の問題で『公立、国立しかダメだ』と言い続けていた」
「おめでとうの一言もなく、『私立はダメだ』と言ったよね」
大学受験の選択肢が、強制的に「公立か国立」に絞られていた男性。「私自身もそれで良かった」と語るが、忘れられないエピソードがあるそうだ。
「ある有名私立に合格した際に、万が一と思い報告すると、おめでとうの一言もなく、『私立はダメだ』と言ったよねと」
金銭的な面で厳しいことは分かるが、せめてねぎらいや祝いの一言は欲しかっただろう。
「言うことは理解できるが、もう少し、どうにかならなかったかと、今でも忘れない」
一方、「現役時代は全落ち、一年浪人して志望校には行けませんでした」と語るのは、静岡県の30代男性(年収450万円)。しかし、浪人したことに後悔はない様子だ。
「現役時代の学力では受からなかった法政大学に受かることができました。大変だったことは、受かるか分からない中で勉強を続けなければならない、不安との戦いです」
たしかに浪人中は受験勉強だけに集中しているため不安になることも多いだろう。勉強法についても自分なりの最適な方法を見つけることが重要だという。
「また、受験は情報収集も大切だと思いました。自分に合う問題や入試方式を調べて受験をする事が大切だと学びました」
この男性は、自身が納得できる受験になったようだ。
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