男性曰くその高齢者施設は業界内での評判も良くなかったようで、他の委託給食会社が見つからず自前で給食を提供することに。ところがスタッフを募集したものの応募が来なかった。そこで男性に白羽の矢が立てられたのだ。
「(件の高齢者施設の)本社社長から私に連絡が来て、今は私とその管理栄養士がヘッドハンティングされた形で給食を完全管理しています」
契約を打ち切ってきた会社の社長から直々に雇われるとは謎な展開だ。しかも男性と管理栄養士の役職はそれぞれ、「介護部門主査より上位職者となりました」と出世した。一方で主査は一転して居心地が悪くなったに違いない。
「私たちを見ると目を伏せてそそくさといなくなります」
という男性だが、その主査を見かけた際には、ひときわ大きな声で明るく「◯◯さん、おはようございます」と挨拶をしているそうだ。このくらいの仕返しはしてもいいだろう。
「まさか頭の腐った人間が、自分のサービス付き高齢者向け住宅に社員として来るなんて思ってもいなかったでしょう」
主査は定年になるまでの2年間、針の筵の上で過ごすことになりそうだ。
「勿論、未だケジメは取れていないと感じますんで、折を見て策を講じて雪隠詰めにして差し上げたいと思っています」
と結んだ男性だが、やり過ぎはよろしくない。あくまでも、ほどほどにしたほうがいいだろう。
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