「休むとかありえない」体調不良でも強制出勤… 本社に訴えても「はいはい」と無視 ある女性のつらかった記憶 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「休むとかありえない」体調不良でも強制出勤… 本社に訴えても「はいはい」と無視 ある女性のつらかった記憶

画像はイメージ

画像はイメージ

ハラスメントに対する意識の向上は最近の話で、かつてはまるで異なっていた。投稿を寄せたのは広島県の40代女性。某衣料品チェーン系列の店舗で勤務していた際の辛い体験を明かした。

「その時の店長がとてもパワハラ体質で、本社にパワハラ報告したのですが、『はいはい』という感じで聞き入れてもらえませんでした」

会社全体の問題意識も低かったようだ。女性は当時のパワハラ被害を振り返った。(文:湊真智人)

「あなたおかしいんじゃないの?」

当時、女性の子どもは幼く、「保育所でいろんな病気をもらってきていた」という時期だった。その面倒を見る女性にも自然と移ってしまい、職場に休みを願い出た。しかし店長は非情にも、罵声を浴びせてきた。

「『子供からうつされるとか信じられない、あなたおかしいんじゃないの?』『休むとかありえない』『うつされたことなんて一度もないわ』と言われて体調が悪い中、働かされました」

体調が悪い上に心ない言葉を浴びせられ、無理やり出勤させられたのだから、その苦痛は想像に難くない。今ならば批判されてしかるべき対応だ。女性は前述の通り本部に報告したものの、適当にあしらわれてしまった。ただ、これは今から20年も前のこと。

「SNSもなく発信出来なかったのが悔やまれますが、今からでもブラック企業だというのをつぶやけるのでSNSって便利ですね」

と時代の変化にも言及している。この辛い経験が反面教師になったようで、現在は子育て世代の同僚に対してこう声掛けしていると話す。

「こんなおばさんにならない様に、小さな子供さんがいる若い人には『休んでね!大丈夫!お互い様よ~』と言ってあげてます!」

今のご時世、こうした気遣いは働きやすい環境を作るためには不可欠だ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 冬のボーナス120万円の50代男性「住宅ローン返済に充てます」と語る
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】転職初日、机なしで「パイプ椅子で膝上にPC」という地獄 → 2か月で退職した女性
  4. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  5. 【実録マンガ】職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り
  6. 社員の弁当から40人分のエビフライを盗んでいた中年女性 防犯カメラで発覚して異動になるも……
  7. 【実録マンガ】面接官に「容姿に華がないね、地味!」と鼻で笑われ不採用になった女性 → 後日、採用担当者から「うちで働いてほしい」と連絡が来たが……
  8. 【実録マンガ】面接で実家の「マンション住み」をバカにされた男性 実は「億ション住み」だった
  9. ヤクザの名刺をちらつかせる40代先輩、ついに後輩が「座れボケ!」とブチギレ説教 解雇された男が最後に放った言葉とは
  10. 理不尽上司にムカついたので「そのまま事務所でエリアマネージャーに電話して退職」薬局を即行で辞めた女性【後編】

アーカイブ