「指摘されるたびに『申し訳ありません。以後気をつけます。ごめんなさい』等、各種謝罪を続けましたが、1月末にブチ切れ、『辞めます!』と宣言し荷物をまとめて帰宅しました」
ついに堪忍袋の緒が切れ、職場放棄した女性だが、帰りの道中では「マナー違反はいけない。冷静にならねば」と我に返っていたようだ。
「今まで聞いたことはあったけど、『仕事放棄したー自分がやるとは……』となりました」
その後、事態は意外な方向に展開する。直属の上司の、さらに2つ上の役職にあたる課長から電話がかかってきた。女性が事情を訴えると、課長はなんと大爆笑し「よくやってくれた」と言ったのだ。
甘える上司を「変わるのはムリですよ」と一蹴
どうやら課長曰く、問題の上司の言葉遣いは以前から問題視されており、今回の女性の「ドタキャン退勤」が良い灸になっただろう、とのこと。
課長の説得もあり、女性は「頭に血が上りすぎ」という理由から数日間の冷却期間を置いた後、職場に復帰することにした。復帰の際、問題の上司からはこんな言葉があったという。
「自分もイラつくと言葉がキツくなるので、そういった事を免じてもらえると凄く助かるのですが……」
しかし、これに対し女性は容赦なく言い放つ。
「『人間根本から変わろうとしない限り、変わるのはムリですよ』と厳しく指摘しました」
その後、会社側も配慮し、なるべくその上司と勤務が重ならないようにしてくれたそうだが、「勤務が重なる時は不快な言動はちょこちょこあります」と、根本的な改善には至っていない様子。
そして先日、ついに課長から「勤務は5月いっぱいで終わりです」と、契約終了を告げられた。退職まであと1か月ほどとなり、今の心境をこう書いている。
「既に仕事をやる気もなく、ぼーっと勤務に就いてます(それなりに仕事はしています)」
感情的な上司に振り回され、ブチ切れ退職からの復帰、そして契約終了へ……。一方で5月末を待たずに辞めることも考えているようで、「どこで辞めるか、(残りの期間を)休職扱いにしてもらうかは上長達とわたくしのバトル次第ですね」とも書かれている。どんな結末を迎えるのだろうか。
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