その声の主の会計をする番になった。その客はバラ売りの生イカをビニール袋に入れており、女性は個数の確認をしたのだが……。
「『何ハイでしょうか?』と聞きました。お客様は『何ハイに見える?』と、意地悪そうに言ってきました。『2ハイでしょうか?』と言ったら、『そう』と」
質問にまさかの質問返し。なんとも意地悪だ。しかもレジを打っている間、この客から睨まれつづけたという。それに動揺してしまい、普段ならしないミスをしてしまった。
「袋が要らない場合、エコポイントを付けるのですが、『何ハイに見える?』と言われ、動揺しててエコポイントを付けるのを、忘れてしまったんです。カゴは1つで、少ない量だから前に運びませんでした」
すると、客は大激怒した。
「お会計が終わったら、『エコポイントが付いてないじゃない!イカに手間取ってたから、忘れたんでしょ!』と怒りが収まらないお客様」
女性は「申し訳ございません。エコポイントはサービスカウンターでお付けいたします」と謝って対処する旨を伝えたが、客はレジから離れない。常連なのにカゴを移動してもらえず、エコポイントまで忘れられて我慢がならない、ということだろうか。
やっと移動してくれたと思ったが、
「結局サービスカウンターの前で延々とこのお客様のクレームを聞く羽目になりました。私はパートでしたが、橫に20歳の社員は居ましたが全然フォローはしてくれませんでした」
と顛末を書いている。ポイントの付け忘れは確かにこちらの落ち度だが、そこまで激怒されると理不尽にも感じてしまう。その上、社員の同僚も助けてくれないとは地獄でしかない。せめて店長を呼びに行くといった対応はできただろう。
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