そんな中、社内で「製品に関するミス」が発覚した。取引先から重役が来社するほどの大事に発展すると、経営陣らは従業員に責任転嫁してきた。
「製造方法は代表からの指示だったが、代表取締役会長は『従業員が勝手にやったから知らない』と言い張り、全責任を従業員に押し付けた」
「いまだに何につけても『知らない』『聞いてない』を通し、代表取締役社長(会長の息子、60歳)は、自室の電気も全て消し息をひそめ居留守を使い、取引先に会うこともしなかった」
代表の親子共々、なんとも情けない。しかし土取引先にも嘘を見抜かれ、仕事の発注を打ち切られてしまったという。
ところがこの親子は、発注が消えたことも従業員のせいだと言い張り、「自分たちの非は一切認めない」という強硬姿勢を取った。外には弱気、内には強気と、都合のいい振る舞いだが、会社の信頼は既に底をついているだろう。
こうした上層部の失態を受け、女性ら従業員も対策を講じた。
「その後、『聞いてない』を防ぐため、従業員は全て口頭報告から書面にしたのは言うまでもない」
経営陣の刷新が急務だろうが、オーナー企業だとそれも難しそうだ。
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