「営業なんてどうでもいい、子どもを預かれ!」と怒鳴る副店長に男性が反論→権力者の前で態度豹変 | キャリコネニュース - Page 2
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「営業なんてどうでもいい、子どもを預かれ!」と怒鳴る副店長に男性が反論→権力者の前で態度豹変

従業員一同、何を言っているのか訳も分からず話を聞くと、前日に客の子ども同士が喧嘩し、戻って来た親同士のトラブルに発展。親から「店の責任だ」とクレームが入ったのだという。これに対し副店長は、信じがたい命令を口にした。

「副店長いわく、子供連れの人を見たら直ぐに行って、お子様は預かりますのでごゆっくりお買い物をお楽しみ下さいと何故言えんのじゃ~と怒鳴り続け」

しかし、この言い分に納得できなかった男性は、「子供を預かって、店の営業はどうするんですか?」と当然の疑問を口にした。すると……。

「営業なんてどうでもいいんじゃ、子供を預かるのが優先じゃ!」

子供を預かることが本業ではないにもかかわらず、こんなことを言い出す上司に腹が立った男性。

「毎月総売り上げの30%の変動家賃と保証の固定家賃で数百万のテナント料支払いをしているのに、営業なんてどうでもいいんじゃ!?」

しかし、そんな内心の怒りを抑えつつ、男性は冷静に「今の命令を書面にして責任者の氏名を明記して下さい」と要求した。当然、副店長は「なんでそんな物がいるんじゃ!」と激高するが、男性はひるまなかった。

「資格も設備もない場所で子供を預かって事故や失踪があった時の責任を明確にするためです」

すると副店長は「そんなのはお前らの責任じゃ!」と無責任な言葉を放ってきたのだ。すかさず男性は「ほら、言ってる人間が責任を取らないのに誰が命令を聞くんですか?」と切り返した。

テナント会長を目の前にした途端……

その上、男性はかつてモール内にあった託児施設が「子供を預けたらインフルになって家族が働けない、保障をしろ」「無かった痣がある、残ったら一生保証しろ」といったクレームが多発して廃止になった事実を突きつけ、「それを店でやれって…無理でしょ」と理路整然と反論した。ついに言い返せなくなった副店長は、口から泡を飛ばしてこう捨て台詞を吐きながら店を出て行ったそう。

「この命令は全グループの総意じゃーおのれらどうなっても知らんぞー」

これで一件落着かと思いきや、まだ続きがあった。その後、男性が「モールに敷地の半分を貸しているテナント会の会長」とこの件について話していると、遠くから副店長が息を切らしながら駆けつけた。そして、先日の剣幕が嘘のように、態度を一変させたのだ。

「なんのお話でしょうか?何かお困りでしょうか?私にできる事はございますでしょうか?」

と、会長を目の前にし「標準語の揉み手」でへりくだり始めたのだ。あまりの変わりように男性は内心、「この人は何?」と思った。後にバイトから聞いた話では、「副店長とすれ違ったら、こんにちは!と大声で言われてビックリした」という。

男性は、「副店長、権力に弱すぎと思いました」と、その情けない姿を振り返っている。

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