男性は、すぐに「次の給与までに是正(給与の通勤交通費を減額支給)するように指摘を出す監査報告書を提出いたしました」と当然の対処をした。
「ところが、私が何度も指摘しても上司は自分のミスが発覚するのを恐れて、改善を実施しなかったため、いよいよIPO審査の時点に至っても改善されなかった」
あろうことか、上司はミスを隠蔽しようとしたのだ。問題を指摘された常勤監査役も、自身の落ち度が公になることを恐れてか改善を要求してきたが、上司は驚きの言い訳をしたという。
「ここにきて、上司は『急激に役員報酬が減額になることに対しての配慮ですよ』とか出鱈目なことを言いはじめ、挙句の果てに指摘をした私を退職においやりました」
上司は自身の保身のため、正当な指摘を繰り返した部下を、なんらかの方法で会社に居づらくさせたのだ。男性は退職を余儀なくされた。その後の会社の状況について、こう語っている。
「その後、会社は経営が傾き、その上司も含めて大幅リストラが発生したようです」
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