その後、会社の資金繰りは年々悪化し、「会社家賃の滞納まで発生」し始めた。この状況を「予想通りの結果」だという男性は、経理担当として再び打開策の提案を試みた。しかし
「『無意味』と却下されました」
改善案が二度も握りつぶされ、会社は坂道を転げ落ちるように経営が悪化。ついに末期的な状況を迎える。
「現在は資金確保のため、社員の半数を工場勤務か退職か迫り、派遣社員を一斉解約、評価の低い社員には仕事を与えず退職を促すなどが始まりました」
会社を守るための提案を無視し続けた結果が、大規模なリストラとは皮肉な話だ。この絶望的な状況に、男性は「最初に提案を却下された時点でこの会社ダメだったんだなと思いました」と振り返った。
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