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新しい上司との出会いは、時として悪夢の始まりになることもある。投稿を寄せた50代女性(ITエンジニア)は、異動してきた課長との間に起きた摩擦を振り返る。
これまで別業務をしていた課長は、「今後のスケジュールを組む」と女性と中途入社したばかりのスタッフを打ち合わせに召集した。課長は自身が考えるスケジュールを話しだしたようだ。
しかし「既に業務を行っておりそれぞれの期日もあった」という状況で、女性はその内容と進捗を報告するため挙手。あらためて、進行中の業務を含めたスケジュール組み立てを依頼した。すると、
「『上司(課長)が話をしている間は最後まで黙って聞くように』と三回この繰り返しがあり、逆上され叱責されました」
一方的に自分の話を聞くことだけを強要してきたのだ。(文:西荻西子)
作成したのに?「プレゼン資料を作成してから相談に来い」
業務の状況を考えると適切な提案だが、新任課長は聞く耳を持たなかった。そこで女性は、課長が話す「優先順位の低いスケジュール案」を最後まで聞いた。その上で、改めて進行中である急ぎの業務と期日を伝えた。
すると、新任課長は「慌てて前任の課長に確認」に行ったというが、女性はこの時の憤りをこう明かす。
「冷静に対応しましたが、こちらは怒りで震えが止まらず……」
次の打ち合わせでも、似たような状況に陥った。他部署の業務を引き継ぐことになった際、すでに前任者は退職していたため、課長と相談して運用を決めることになった。女性は、業務の流れをまとめた簡単な資料を事前に送付し、課長の「既読」も確認していた。
しかし、いざ相談を持ちかけると、その資料は全く無視されていた。
「課長へ報告し相談を持ちかけたところ、『その業務の流れをフローと画面を貼り付けてプレゼン資料を作成してから相談にこい』と逆上。かなりの高圧力で叱責されました」
すでにやったことを「やってから来い」と責められるのは訳が分からない。繰り返される理不尽な対応に精神的に追い詰められ、女性は適応障害で出社困難となってしまった。
そんな中、女性は課長がオフィスで大声を張り上げ、「僕は帰る!」と叫ぶ姿を目にする。
「マネージメントも出来ない、会社で大声を張り上げる。僕は帰る!とわけのわからない発言をする社会人にあるまじき人材を雇用している会社に未来は無いと感じ、紹介予定派遣の企業でしたが途中終了させていただきました」
理不尽な対応で部下を追い詰めるような人物が管理職を務める職場では、健全な業務は望めない。直接雇用の機会も蹴るほどの決断をしたのも無理はないだろう。
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