同僚に事情を聞くと、客はこんなクレームを言ってきたのだという。
「生ビールジョッキの持ち手がついてるところに縦の線があるから、ジョッキがヒビ入ってるから変えろ」
しかし、ジョッキを確認してもどこにもヒビは見当たらない。話を聞いた女性は、客がクレームをつけた理由に気が付いた。
「そうです。ジョッキを作る際の繋ぎ目です。それをヒビと言われたようです」
ジョッキは下げてしまったため、女性が新しく注ぎ直して問題のテーブルへ向かった。客はすぐにジョッキを手に取り、案の定「またヒビがある!変えろ!」と声を荒げた。
女性は忙しさも相まって、「こんなこと言う人が本当にいるんだ……!」という驚きと呆れから、思わず笑ってしまったと振り返る。
「そのお客さんには『いやいや、これはジョッキを造る際の繋ぎ目ですよ』と伝えたところ、交換しろとはもう言って来ませんでした」
女性は皮肉交じりに、「知らないことは幸せだと思いました」と投稿を締めくくった。
※キャリコネニュースでは「あなたが目撃した衝撃クレーマー」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/BNPYRIJ9
【あなたの投稿募集中!】職場で「それ、おかしくない?」と思った瞬間/知らずに、やばい仕事に応募してしまったことありますか?/高かった買い物は?


