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職場で「それおかしくない?」という理不尽な出来事はよくあるが、度を越すと貴重な人材の離職につながりかねない。
千葉県の60代女性(クリエイティブ)は、過去の職場でどうしても納得がいかない出来事があった。
「年末年始の忙しい時期に無断欠勤を2週間もして、何事もなかったように出勤してきた先輩がいました」
どのような事情があったかは不明だが、繁忙期に2週間も無断欠勤することには何らかのお咎めがあってしかるべきだろう。しかし人手不足か何かの事情からか、会社側は「先輩のしたことにお構いなし」だったという。(文:林加奈)
「自分のことは棚に上げて何を言ってるんだと思いました」
その数か月後に、女性は気管支炎になり会話もままならない状態に。当然、仕事を休み家で療養していたが……
「先輩から自宅に電話があり、『休むならちゃんと診断書を出せ』と言われました。自分のことは棚に上げて何を言ってるんだと思いました」
確かに、2週間も無断欠勤したその先輩が、女性に診断書まで要求するのはお門違いだろう。自分に甘く、他人に厳しい先輩に嫌気がさした女性は、「異動願い」を出した。ところが
「受け入れられず、私は会社を辞めました」
と、最終的に退職したことを明かしている。好きなように休む先輩はおとがめなしで、病気で休んだ女性に対して理不尽な要求をすることを放置する会社。納得いかないのも無理はないだろう。
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