それはSVが厳格な“マニュアル人間”であることに起因していた。マニュアル外の行動は問答無用で切り捨てるその様子を、女性はこう書いている。
「接客業には臨機応変がとても大事なのですが、とにかくマニュアル!マニュアル!マニュアル!」
特に店長への当たりが強いようで、裏では以下のような暴言を吐き散らしていたという。
「あのクソの言うことなんか聞かなくていい」
「クソがそう言っていても俺に確認とって」
しかし女性たち従業員はこうした命令に屈せず、むしろ店長の肩を持っている。
「少しでもいいお店にしようと一生懸命走り回っている店長は私たちの大切な上司です。その店長の悪口は私たちのモチベーションを下げるだけ」
マニュアルに従うだけでは、客の要望に真に応える店づくりは難しいだろう。店長の実直な働きぶりは従業員には好評のようだ。一方で、マニュアルに沿った評価しか行なわないSVには「皆少し引っかかる部分が出てきています」と不信感を明かす。
そのため皆が自然とSVを疎ましく思っているようだ。こうした職場の総意について女性はこう書いている。
「SVの異動は大体2年未満。早くも皆が異動を心待ちにしている状態に本人がしてしまっていることが残念です」
誰も幸せにならない現状に、怒りよりも失望を抱いているようだ。上司の苦労を推し量りつつも、語気を強めてこう書いている。
「上の立場はストレスが溜まりとても大変だと思いますが、それでも言葉に慎重になるのが大事だと思います。従業員たちは見ていますよ!聞いていますよ!」
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