「お前らより車両が最優先」猛暑にクーラーなし作業強いられブチギレた男性、組合に即連絡した結果 | キャリコネニュース
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「お前らより車両が最優先」猛暑にクーラーなし作業強いられブチギレた男性、組合に即連絡した結果

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従業員の働く環境を整える気がないような会社では働きたくない。投稿を寄せた30代男性(技能工・設備・交通・運輸)は電車車両の清掃の仕事をしている。猛暑が続いた8月のある日のことだった。(文:長田コウ)

「突然、電車の結露対策でクーラーなし扇風機とドア全開の中、蒸し暑い中で仕事をさせられた」

「それまで熱中症対策しろとか言ってたくせに…」

これでは熱中症の危険が一気に高まる。男性が上長に抗議すると、衝撃的な言葉が返ってきたそう。

「『お前らより車両を保全する方が最優先』というような回答だった」

車両の保全が重要なのは理解できるが、まずは働く人の安全確保だろう。ましてや会社は「それまで熱中症対策しろとか言ってたくせに」と男性は憤る。

無茶な命令と上長の態度に、ついに男性はぶちギレた。

「その日の清掃は全てストップ。それまで熱中症対策しろとか言ってたくせに今になって手のひら返しされたことに頭が来たので、会社の組合に即刻連絡」

男性は「上長らの回答が無ければその日は全員帰宅させてやろうと思っていた」というから、相当な覚悟の上だったのだろう。

組合への連絡が功を奏し、事態は動いた。

「話し合いする場を設けられたので、話し合いした結果、清掃作業が終わるまで車内のクーラーと扇風機は稼働して良いことになった」

従業員の健康と安全が第一だということを会社に知らしめた出来事となったのだろう。

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